1・5年前にビットコインを10万円分買っていたときの利回りは次のとおり。でも今からでも遅くないよ。

2021年8月4日現在のビットコインのレートは1BTC=約416万円。2021年4月に過去最高値となる約700万円にタッチしたものの、そこから下落してしまっています。

1・5年前に10万円ずつ買っていたら743万円に

今から1年前、5年前にビットコインを10万円分買っていたらどうなっていたでしょうか。実は元手とした20万円を現在のレートで計算すると、743万円となり利回りはなんと3700%です。

「いや、それって過去の話でしょ」とはならない

でもそれって、すごく安かったからでしょ。さすがに今のビットコインは高すぎるでしょ」そう思われるかもしれません。「今」のあなたにとっては高いのでしょう。ですが、「未来」のあなたにとってはどうでしょうか?

たらればの話で恐縮ですが、もし未来でビットコインが1BTC=1000万円になっていたとしたら、未来のあなたは今の価格(1BTC=420万円)を高いとは感じないのではないでしょうか?

1BTC=10万円でも高い

ここで興味深いツイートを1つ。

 これは2016年12月時点ツイートで、このときのビットコインのレートは1BTC=約10万4000円です。このツイート主は「ビットコインが高い」と嘆いています。

今のビットコイン価格を考えれば、「安すぎだろう!!とだれもが突っ込まずにはいられないのではないでしょうか。

実はこのツイートの1年前のビットコインは5万円台。それが約2倍に値上がりしたので、ツイート主が「高い」と感じるのはとても自然なことです。

結局値上がりし続けるものには、「いつでも」「いくらであっても」「高い」と感じてしまう

つまり「昔の価格」と比べて高いと感じているだけ。なのでビットコインのように過去最高値を更新し続ける(orそれが期待される)ものについては、人間だれしも価格が上がるたびに「高い」と感じてしまうんです。

買うタイミングを分散してみるのがおすすめ

では結局どうすればいいのでしょうか。それは「今から」「少額ずつ」「タイミングを分散して買う」ことです。

少額なのは、ビットコインは暴落することがたびたびあるから。精神的なダメージを抑えるために、暗号資産(仮想通貨)投資は少額にしておきましょう。

タイミングを分散するのは、ビットコインの取得単価をばらつかせるためです。ご存知のとおりビットコインの価格は上がったりさがったりします。よって一度にまとめて買うと、後から見れば「高いとき」になってしまうリスクがあるのです。

月1回、週1回など、定期的に暗号資産(仮想通貨)を積立するサービスを利用するのがよいでしょう。暗号資産(仮想通貨)積立サービスは、bitFlyerCoincheckGMOコインが提供しています。

まとめ

今の価格は未来のビットコイン価格からしたら割安なのかもしれません。今から投資して3700%とはいかないかもしれませんが、じゅうぶん夢を見れるのではないでしょうか。もちろん、暴落して今よりも価格が下がってしまう可能性(リスク)はありますので、失っても問題ない少額から投資することをおすすめします。