暗号資産(仮想通貨)投資方法は5種類!初心者には暗号資産(仮想通貨)の購入と貸し出しがおすすめ
暗号資産(仮想通貨)投資をこれから始めたいと考えていらっしゃる方向けに、暗号資産(仮想通貨)のおすすめ投資方法について解説します。
暗号資産(仮想通貨)投資は5種類
暗号資産(仮想通貨)の投資方法はざっくり次の5種類があります。
- 暗号資産(仮想通貨)を購入して利益が出たら売却する
- 購入した暗号資産(仮想通貨)を業者に貸し出す
- レバレッジをかけられる証拠金取引 (暗号資産FX) を行う
- DeFi (ディーファイ) を利用して手数料収入を得る
- ステーキングサービスを利用して手数料収入を得る
最もスタンダードなのは「暗号資産(仮想通貨)を購入して利益が出たら売却する」
もっとも基本的な暗号資産(仮想通貨)投資方法は、1つ目の「暗号資産(仮想通貨)を購入して利益が出たら売却する」です。「安く買い高くなったら売る」ことで、差額を利益にできます。
たとえば1BTC=300万円のときに0.01BTCを3万円で購入し、1BTC=400万円になったときに4万円で売却すれば、差額の1万円が利益となるでしょう。
投資の最もスタンダードなやり方なので、投資が初めての方は、この方法を最初に試してみるのがおすすめです。
数年単位で保有するつもりなら「仮想通貨を貸し出す」のもおすすめ
もし数年単位で保有し続けるつもりであれば、現物を購入したあと、2つ目の「購入した暗号資産(仮想通貨)を業者に貸し出す」のがおすすめです。定期預金と同じしくみで、金利が付与されますので、ただ保有し続けるよりもお得です。銀行預金よりも金利が高いことも魅力でしょう。
貸し出しに対応している国内の取引所は、次のとおり (2021年7月26日現在) 。
たとえばGMOコインでは、ビットコインを3ヶ月預けたときの年率は3%。たとえば2021年7月現在のレート(1BTC=420万円 ) で計算すると、42万円分のビットコイン (0.1BTC) を預けると、1年で1万2600円 (0.003BTC) の利子がつきます。
ただしあくまで利子は暗号資産(仮想通貨)で配布されることに注意しましょう。暗号資産(仮想通貨)のレートが下がれば、日本円で換算したときの利子の金額も小さくなります。
レバレッジ取引なら下げ相場でも利益を出せる
3つ目の「レバレッジをかけられる証拠金取引 (暗号資産FX) を行う」をかんたんにいうと、「相場が上がるか下がるかを予想する賭け事」です。予想が当たれば利益を出せますが、はずれれば元金が少なくなります。
レバレッジ取引のメリットは、下げ相場でも利益を出せる点。たとえば1BTC=400万円のときに0.1BTCを売り (ショートし) 、1BTC=350万円のときに買うと、差額の5万円が利益となります。
ただし勝ち続けるにはチャートを読む力が必要になりますし、一定時間相場に張り付いている必要があります。時間が取れる方でないと利用するのは難しいでしょう。
DeFi (ディーファイ) を利用するのは初心者におすすめできない
DeFi (ディーファイ) は、ブロックチェーン上に構築されたプログラムのうち、金融サービスを提供するものです。DeFiの利用はハードルが高いため、初心者の方にはおすすめしません。
ステーキングサービスを利用して手数料収入を得る
ステーキングサービスは、一定量の暗号資産(仮想通貨)を預ける (ステーク) することにより暗号資産(仮想通貨)のネットワークの安定に貢献し、新規発行される暗号資産(仮想通貨)をもらえるサービスのことです。
相場に張り付かなくても保有する暗号資産(仮想通貨)が増えていく、嬉しいサービスです。
自身でステーキングサービスに直接参加するには知識やハードウェアなどの準備が大変なので、取引所が代行するステーキングサービスを利用するのがおすすめです。
ステーキングサービスを提供している国内取引所は次のとおり。
まとめ
暗号資産(仮想通貨)投資をこれから始める方は、暗号資産(仮想通貨)をまず購入してみるのがおすすめです。長期に保有するつもりであれば、貸し出しサービスを利用したり、ステーキングサービスに参加したりするのもよいでしょう。